またイルカ形推進機構は, 実験室から担架(人間用)に載せ, さらに台車に載せてプールまで運びます. これがまた結構な重労働です. そして下の写真にもあるように, ジャッキを使ってプールに入れたり, またプールから上げたりするのにも人手が要ります.
この実験機は卒業していった成瀬君と徳尾君(と一部は私中島)の手作りで作られました. そのためもあって,非常に苦労させられました. 特に本体の防水は当初考えていたより想像以上に難しく, 数時間実験を続けているとだんだん浸水して沈んでくるといった状態で, 沈む前にデータを取ってしまえ,という感じでした.